電気供給が逼迫しています

(2021/1/15掲載)

はじめまして。ホールエナジーの大石と申します。

コロナウイルスが留まるところを知らず、一向に毎日のニュースから感染拡大の知らせが止むことがない状況が続いていますね。ワクチン開発・接種が進んでいますが、どこまで安全なのか、効果はどれくらいなのか、不透明な状況で、今後の経済活動、生活環境がどうなることやら・・・と不安が消えない毎日を皆さんお過ごしかと思います。

そんな中、追い打ちをかけるようで大変恐縮なのですが、今、日本は電気供給危機にも直面しはじめています。電気設備の使用率は9割超えの水準に達しており、ほとんど余力がない99%を記録する電力会社が相次いでいます。コロナの話題でニュースが持ち切りなので、あまり大々的な報道はされていませんが、各エリアの電気供給が限界に近付いています。もし供給が止まるようなことがあれば、皆さんの事業にも大きな影響が出てくると思います。

少しでも皆さんに現状を知っていただき、今後の対策の参考になれば幸いです。

電気が逼迫している原因は多々ありますが、現状考えられている原因は以下のようです。

・LNG輸入不足 
 └日本はほぼエネルギー資源を海外に頼っています。その中でも日本はLNG・石炭が発電の大きな材料となっています。特にLNGは海外からの輸入が主のため、コロナによって各国の経済活動が遅れてしまい、日本への輸入も遅れている。

・中国経済の復活
 └コロナにより一時期収まっていた中国の経済活動が復活してきたため、LNG供給が中国に集中してしまっている。

・発電設備の不具合
・昨年末からの大寒波による使用量増

等々。様々な要因が重なり現在の状況となっています。


各電力会社の発電不足のため、JPEX(日本卸電力取引所)から各社が電気の買い付けに走り始めています。
※JPEX・・・電力の売買が行える国内唯一の会員制卸電力取引所

そのため、JPEXの価格が高騰し、平均的な水準である20年12月の10円台/1kWhの推移から、21年1月には100円/1kWhとなってきています。JPEX価格に連動するような市場連動型プラン等を選択されている事業会社様においては、電気代の高騰に繋がる可能性もあるのでお気を付けください。

また、この状況が続くようであれば市場連動型プランでなくとも、全世帯・事業所で将来、電気代高騰に繋がりかねません。

電気は大切な社会のインフラです。皆が必要とし、公平に供給されるべきエネルギーです。コロナ対策でも言われていますが、いまこそ「すべての人が力を合わせる」べき時だと思います。

節電対策など、今日からでもすぐできることを記載します。

・照明 
 └執務エリアの照明を半分程度間引き。使用のない場所(廊下・会議室)は消灯を徹底
・空調 
 └テナントは空調のスイッチを切り、オーナーはビル全体が適切な温度になるよう設定
・OA機器 
 └お昼休憩など長時間席を離れるときはOA機器の電源を切るかスタンバイモードにする

その他対策参考URL
https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/setsuden/jigyo/menu/other/office.html

【出典:経済産業省 資源エネルギー庁】

現在の社会情勢、どの電力会社を選べばいいのか、選択肢が多すぎて悩む方も増えてくると思います。こういった時こそ、公正に検討できるオークションをご活用いただくことをお勧めします。オークションを実施するだけでなく、各社の状況なども踏まえたうえでご相談に乗ることもホールエナジーでは可能です。

少しでもお役に立てれば幸いです。